ボルト・ナットの豆知識

全ネジボルト

12mmボルト

4分ボルト

全ネジでないもの

ボルトには全ネジタイプと全ネジでないタイプ
があるので、ボルトの締めしろを考えて用意を
しましょう。

ネジには分(ブ)ネジとミリネジと呼ばれるものがあります。
上の写真は4分と12mmネジの例ですが、太さはあまり
変わりませんが、ネジの溝のピッチが違うのがわかります。
ボルトとナットを別々に揃えるような場合は注意しましょう。
現物を販売店に持っていって合わせてみるとよいですね。
一般にサイズ数値の前に「M」がある場合はミリネジです。

34.0mm

25A

27.2mm

20A

鋼管ポールのサイズ表示

サイズ (直径)

マストなどに使用してある鋼管ポールの太さ(外径)をあらわす表示の方法のひとつ
に「●●A」などと表示するものがあります。
その表示は規格で決まっており、左記のミリサイズで表します。

アマチュア無線アンテナのマストポールで、60パイ(φ60)といえば、通常60.5mm
の50Aパイプということになります。









表    示

一般的にメッセンジャーワイヤーのサイズ表示に用いる「スケアー」(sq)ということばをよく耳にします
が、構造と諸元は下記のようになっています。

5.5sq    1mm単線の7本撚り
8sq      1.2mm単線の7本撚り
10sq     1.4mm単線の7本撚り
14sq     1.6mm単線の7本撚り
18sq     1.8mm単線の7本撚り
22sq     2mm単線の7本撚り
30sq     2.3mm単線の7本撚り


溶融亜鉛メッキ鋼線を数本撚った構造になっていますが、ワイヤーの材質や構造はこのほかにもあります。
上記のサイズは、一般的に使用されているもので、電柱によく使用されています。「吊線」などとも呼ばれています。

フエライトと呼ばれる材質以外にも、電磁波を吸収するプレート状のものがあります。プレート状といか、シート状というかそんなイメージ
のもので、発泡ウレタン・ウレタン・シリコン等の材質のもので、吸収する周波数や吸収率(dB)がおおよそ決まった特性があります。
アンテナの性能測定などに使用する、電波暗室と呼ばれる部屋にもこのような電磁波吸収物が貼ってあります。

こういった特性を持つ電磁波吸収物はまた、ノイズ対策などにも有効利用できるものと思われます。

電磁波(電波)吸収物

139.8mm

125A

114.3mm

100A

101.6mm

90A

89.1mm

80A

76.3mm

65A

60.5mm

50A

スケアー線

48.6mm

40A

42.7mm

32A